平和への架け橋・YUGEキッズゲルニカプロジェクト  2
 新たなプロジェクト(発信編)のスタート

YUGE KIDS' GUERNICA は、3月に完成。公式HPにもアップされ、みんながめざしていたゴールにたどりつきました。
「YUGEキッズゲルニカを制作したメンバーたち」は、その後、それぞれの学校や地域で過ごしています。
私も新しい学校で過ごしています。
ところが、4月になり、ある1通のメールが海外から届きました。「すばらしい絵だ。海外で展示させてくれないか?」というものでした。驚きでした。日本の地方都市の一小学校で描かれた作品が外国の方の目にとまるなんて・・・・びっくりしました。しかしそこには、ある方の存在があったのです。それはJEARN代表の高木洋子さんです。                    
 JEARN(グローバルプロジェクト推進機構)のMLの中で、「平和のためのキッズゲルニカを描いた」と発言しました。そのひとことが高木さんの目にとまり、絵を見て(ネット上ではありますが)そのすばらしさに感動していただき、それを「ART MILE PROJECT」を主催するジョアンさんにご紹介下さったのです。その、ジョアンさんが、私にメールをくださったのでした。
 実は、前任校において、常時展示は難しい状況にありました。「集会の時などに飾ることができたらいい」と元同僚達はいっていました。しかし、子どもたちは卒業してしまい、そのままこの作品が眠ってしまうのでは?という一抹の不安もありました。ですから、今回の話が持ち上がったとき、ある意味、YUGEキッズゲルニカ復活のチャンスととらえ、前向きに考えることにしました。
 実行委員の子どもたちを通じて、海外持ち出しを承諾してもらうとともに、そこから、YUGEキッズゲルニカをJEARNの中でもプロジェクトの一つとして立ち上げることになったのです。
そしてプロジェクトチームに名乗りを上げてくださった方々とともに、いよいよ新しく「JERANでのYUGEキッズゲルニカプロジェクト」がスタートすることになりました。
 コーディネーターとしての塩飽さん(兵庫)、翻訳担当の東さん(熊本)、JEARN代表の高木さん(大阪)、そして私こと西尾(熊本)の4人です。もちろん海外側のジョアンさんも同チームの一員です。
ここに「平和への架け橋・キッズゲルニカプロジェクト」が立ち上がりました。