その後、資料としても作成し、版画の全国大会で資料集の中に掲載させていただきました。
具体的な進め方は、「切り紙版画の手順と指導のポイント」(資料)をごらんになってください。
下のような掲示用の手順表を自分で作ってみました。手順は成田先生からいただいた資料をもとにして、また使用している作品は、平成10年度の教え子であったM.Sさん(4年生)のものです。

たくさん作品をみたい方は、バックして、
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4.切り紙版画指導上のポイント数点

切り取るカッターはデザインカッターがよい。替え刃付きで400〜500円。
下にはカッターマットを敷く。最近は、粘土板と裏表になっているのもあるので、ひょっとしたら子どもたちは持っているかも。なければ段ボールで代用する。
切り具合を確かめるには、OHPを使用。
最後の仕上げはプレス機で・・・。
これらの大切な機械=学校の図工室の片隅に眠っていませんか?

インクはやはり油性の方が細かいところまで美しく刷れる。後かたづけがちょっと大変だが、やり方さえマスターすれば子どもたちでもきちんとできる。

5.切り紙版画の実践事例

3.切り紙版画の手順



AAさんの作品             SRくんの作品
 熊本市弓削小学校6年生(平成12年度)      
 

2.SAIBIKANと切り紙版画

1.切り紙版画とは

私は熊本市在住で、熊本市の小学校に勤めています。数年前から
切り紙版画の授業を実践し始めました。
八代の岩木先生や成田先生から基本を教えていただきました。
今は、「くまもと県版画の会」や「熊本市の図工サークル」の仲間から
アドバイスを受けながら取り組んでいます。

熊本では、八代の先生方が熱心に取り組み、たくさんの子どもたちのすばらしい作品が生まれています。

切り紙版画は、白と黒が明快な版画です。カッターナイフ一本で
ケント紙を切り抜き、版ができます。インクを付けてプレス機を
利用すれば美しい作品が仕上がります。
kirigamihanga 切り紙版画 Kan-Saibi 2003,1,26