動くぞ動くぞ
(平成15年度・6年生 )
「クランクと身近な材料を使って」 |
動画クリップ↓
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この題材はクランクという機構を動く仕組みにした題材である。針金を回すことで、クランクが動き、作品に命を与える。針金の折り曲げ方も動きも単純なのだが、子どもたちは不思議と面白さを感じるのである。また、クランクは単純ではあるが、基礎的技能をきちんと身につけ、しっかりとした仕組みを作ることが大切である。その上で、自分なりの工夫をしていくと、より楽しい作品ができあがる。したがって、今回は、最初の2時間を「関心意欲を高めて、基礎的技能を身につける学習」とし残りの4時間を「自分なりの工夫をしながら楽しく作品を作っていく学習」とした。
授業時数 6時間 実施時期 9〜10月
用具材料
・教師が準備
見本作品・針金(18番)・ストロー(太・細)・竹串・カッターマット・
きり・ラジオペンチ・色画用紙や厚紙・
・児童が準備
はさみ・カッター・ラジオペンチ・接着剤・セロテープ・牛乳パック・
せんたくばさみ・身近な材料(いろんな箱・ストロー・紙など)
学習の流れ
1 教師が作った「クランクを使った作品」を見る(回してみる。箱は牛乳パックを使用)
2 牛乳パック・ストロー・竹串・紙を使って簡単な作品(ミニ作品)を手順を踏んで一緒に作る。
3 自分で作りたい作品のアイデアを考え、材料集めをする。
4 それぞれで工夫しながら作品を作る。
5 友だちと見せ合ったり回したりしてよさを認め合う。
6 ビデオや写真に撮り、記録に残す。(掲示物やファイル)
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ふり返って
・こどもたちは大変楽しく活動し意欲的だった。、
・「動きのある物を生かすために動かない物をどう作るかも大切だよ」というアドバイスで子どもなりに場面を工夫して楽しい作品ができあがった。
・ミニ作品作りをすると、基礎的な技能が身につき、基本的な製作工程も理解できた。ただし、自分の作品作りに入っても発想が広がらない子もいた。
・学習の1は、単元に入る前に一度見せておき、全員がさわって動かして遊ぶ経験をさせるべきだった。
・制作の手順は板書し、クランクの作り方(針金の折り曲げ方)やラジオペンチの使い方は、目の前で実際にやりながら指導したが、掲示用のカードや動画などを作成し活用した方がよい。
・クランクを動かすとき、箱自体が固定できるような工夫ができればさらにいい。撮影もしやすい。
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一人一人の作品を見るには一度BACKしてから、クランク作品集へ |
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