色遊び |
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(1)技法について |
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わずか2時間で、とにかく楽しむ。楽しみながら、いくつかの技法を自分で学んでいく。
そんな授業をやってみました。用具を準備し、やり方を一通り教え、あとは自分の好きなように、
好きな技法を・・・。でもできるだけたくさんやってみようね、ということで。いわば造形遊び。造形遊びで学ぶ基礎基本。
やってみたのは右のようなこと。
*参考にしたのは、去年の熊大附属小・夏の実践研での「図画工作グループのデジタルコンテンツ」です。(わたしは、版画のグループでしたが、発表を聞いて面白そうだと思って・・・)
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○にじみ・・・・画用紙に水を含ませて色を筆で塗るだけ
○デカルコマニー・・・紙の半分に色を塗って(絵を描いて)紙を二つ折りしてしっかり押さえる
○糸引き・・・色を付けた糸を2枚の紙に挟んで思い切り引く。デカルコマニーとの併用でもいい。
○スタンプ・・・何でもいいから物に色を付けて版を押すだけ。
○ブラッシング・・歯ブラシに色を付けて、歯ブラシで紙に直接色を塗る
○ぼかし・・・歯ブラシに色を付けて、紙の上で網を使ってこすり色を飛ばす。
○ローラー・・・ごぞんじ版画用スポンジローラーに色を付けて、転がす。 |
(2)場づくり |
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教室の真ん中にビニルシートをしく。ここには、ローラーや歯ブラシ、あみなどおいてみんなで用具を共有して行う場。
シートを囲んで机を並べる。自分の席では、にじみやデカルコマニー、糸引きなど個人の材料でできるもの。互いのやってることも見合える。 |
できあがった作品は次々と黒板に貼る。紙もB5から
A4 B4などいろいろ準備。
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(3)作品づくり
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最初は全員でにじみを、次はデカルコマニーを、そして糸引き・・・説明とともに、一緒にやっていった。その後は道具を用いて教師が模範。そしてあとは自由に・・・とやった。
道具の数次第でそのやり方はいろいろ。デジタルコンテンツを使えば、また,ちがった進め方でできる。すべてを説明しながら一つ一つやるより、最初に方法を説明し、実際の活動はなるべく子どもたちが自由に活動した方が生き生きとして楽しい。
それぞれに題名をつけさせると、とてもおもしろい。
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