一昔前のアニメのビデオを、現代の子どもに見せてみました。すると・・・ C「面白いなあ!知ってるよ。天才バカボンだ!」 意外と受けました。うれしかったですねえ。終わってから T「どうでした?」 C「楽しい!また見てみたい!」 T「今日はここまで。さて、このマンガの作者は赤塚不二夫さんだよ。他にもいろんなマンガを書いてるんだよ。知ってるかな?」 |
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C「あ、、もーれつア太郎って見たことあるよ。ニャロメっていうのも。」 T「そう。実は最近、赤塚さんが新しい本を出したんだよ。これだよ。」 C「あ!ニャロメだ。でもなんだ?あ、点字がある。」 T「そう、これはさわる絵本というんだよ。」 そういって、わたしは子どもたちにさわる絵本を見せました。子どもたちは興味津々でした。手でさわっては楽しんだりおもしろがったり、不思議がったりしていました。 |
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さわる絵本「よーいどん」とは、 漫画家 赤塚 不二夫さん作・小学館出版の絵本です。本の写真は、著作権の権利侵害にあたるため、残念ながらお見せできません。 C「点字がいっぱいだ。」 C「あ、すご〜い、絵がでこぼこしてるよ。」 T「そうだね。これは文字が点字になってるだけじゃなくて、絵までさわって見られるようになってるんだ。」 |
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T[なぜ、赤塚不二夫さんはこんな絵本を書いたのだろ うね。」 C「世の中の目の見えない人にもマンガのおもしろさを 知ってもらいたかったんじゃないかなあ。」 この学習から、世の中には自分たちとは同じように楽しいマンガを目で見られない人がいるのだということに気づいたと同時に、そのような人のことをしっかり考えてくれる人もいるのだということも知りました。 T「みんなももっと世の中のいろんな人のことに気づき、いろんな人のことを考えていこうね。」 |
出会いの学習1 さわる絵本(興味関心・知識理解)
打ち合わせには担任と学年委員さんと協力して行きました。今日は本番です。 学年PTA活動でヒューマンネットワークの方々との体験交流会がありました。 Mさん「みなさん、こんにちは〜」 C「こんにちは〜」 Mさんとは、ヒューマンネットワークの今日のリーダーです。 |
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親子での車椅子体験活動です。実際に車椅子に乗ったり押したりしながら、足の不自由な人の気持ちに近づきます。 C「うわっ!ちょっと持ち上げられるだけでこわいよ。もうちょっとやさしくしてよ。」! |
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C「ちょっとでも段差があると車輪は進まないね。そんなときはどうやるのかな?」 |
出会いの学習2 車椅子体験活動(テーマの意識づけ)を生かして
このあと手話の学習をし、耳が聞こえない人や口で話せない人のことについて考えました。
Mさん「なあ、みんなどうだった?世の中には自分たちが知らない人がたくさんいるんだよ。だから、もっともっとたくさんの人に目を向けてね。そしていろんな人が住みやすいやさしい町っていうのはどんなことか考えてください。多くの人が住みやすいというのは、きっと君たちも住みやすいんだから。」 |