ウエッビング(発想の広がり・個人課題)を活用して
みんなが調べたい課題として考えたのは次のようなものです。
障害者の方々の道具について。白い杖。義手義足。車椅子。補聴器。
救助犬や盲導犬について。外国の障害者のこと。点字や手話。道路の設備(点字ブロック)。
盲学校。手伝う人(ボランティア)など。
学級でウエッビングのやり方を学んだあとに、二人一組でテーマにそったウエッビング。「障害者の方々」からどんどん広げていきました。 C「うーん、なかなか思い浮かばないな。」 C「よし、二人で考えよう。」 |
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T 「初めての経験だし、なかなか思いうかばなかった人もいるから、今度は全員でやってみよう。どんどん言ってみよう。」 C「ハイ、目の見えない人」→「歩きにくい」→「白い杖」→「点字ブロック」→「横断歩道」→・・・ C「ボランティアを思いついたなあ」 C「こんなに広がるのか」 黒板いっぱいになりました。 |
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さて、いよいよ課題づくりの日です。 T「障害者の方々に関係あることで、自分で調べてみたいことを二つ考えよう。授業中はおもに図書室で調べるよ。そして最終的には個人新聞にまとめるんだよ。」 C「何にしようかなあ。」 当然、思い浮かばない子は前回使ったウエッビング表を再度見直します。 |
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課題が決まったら発表します。みんなが何をどうやって調べたいと思ったのか。互いに聞き合うことは大事です。 |
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さあ、課題が似ている者同士で、調べる計画を立てます。 T「課題はテーマから離れていないかな?おもに図書室で調べられそうな課題かな? C「ちょっと変えた方がいいかな。」 C「絶対このことを知りたいな。」 C「帰ってから家で調べたりしてもいいんですか。」 T「もちろん。自分で進んでやることが大事。」 C[友だちと一緒に調べていいんですか?」 T「いいとも。だけど、調べたことをまとめるのは一人一人だよ。」 こうやって課題が決まっていきました。 |